かわリハ

精神科理学療法士とクロスリバー
  2024.0205

「クロスリバーゴリラ」というゴリラをご存じでしょうか。 カメルーンやナイジェリアといったアフリカの一部地域のみに生息する超希少なゴリラで、その生息数は300頭前後と言われています。 しかし実は当院にもクロスリバーゴリラに匹敵する希少動物が生息しています。

その希少動物とは……「セイシンカショゾクノリガクリョウホウシ」です。

……はい。 そうですね。 ちゃんと変換すると「精神科所属の理学療法士」ですね。

日本理学療法士協会によると、精神科所属の理学療法士は日本全国で200人~300人程度だそうです。 本当にクロスリバーゴリラと良い勝負の希少性なのです。 そんな珍しい存在である精神科所属の理学療法士が、なんと当院には6名も勤務しています。

その主な役割は、運動療法・理学療法により当院の患者様の運動機能の維持・改善に努め、認知症の症状軽減・進行予防などに寄与することです。もちろん一般的な理学療法士が行うように、患者さんの生活動作のレベルを評価して環境設定に関わったり、退院前の患者様のお宅に訪問して退院後の生活に関してアドバイスをさせて頂くこともあります。 また当院の理学療法士が行うリハビリは、必ずしも運動に限りません。患者様によっては作業課題などを用い、認知機能面へのアプローチを重点的に行うこともあります。精神科所属だからといって理学療法士としての業務内容・リハビリ内容が極端に変わるわけではありませんが、やはりちょっと変わったところもあるわけですね。

ところでクロスリバーゴリラは最近少しずつ生息数が増えてきていると報告されているそうなのですが、実は私たち精神科の所属の理学療法士も、ここ5年ほどで少しずつ生息数が増えてきていると報告されています。
私がかわさき記念病院に入職した2018年頃は100人程度と言われていたようなので、その頃と比較すると2倍以上に増えたことになります。 絶対数が少ないとはいえ、割合でみるとかなりの増加率と言えます。

まだまだ精神科所属の理学療法士はマイナーであり希少ですが、明るい未来を目指していきます! クロスリバーゴリラと共に!!

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