かわリハ

わたしたちの!集団活動録part1
  2020.0925

こんにちは!
当院では月~土まで1回2時間で集団リハビリを実施しています。
プログラム内容は各病棟のOTが患者様に合わせて趣向を凝らしながら実施しているため、それぞれの病棟カラーがあります。

今回はレクリエーションに焦点を当て、各病棟OTに『病棟で一番盛り上がるプログラム』を教えてもらいました!
「こんな活動をやっているんだ」、「自分だったらこうしたい」など、認知症リハビリに携わる方々の参考になれば嬉しいです!

第一弾は3東病棟です☆
タイトルは~『箱の中身はなんでしょう』~ 

●やり方
①ルール説明を行う。 患者さんに「箱の中から物品を出さないようにする」「答えがわかっても言わないようにする」などポイントは、短期記憶障害が顕著な患者さんもいるので実施中も伝えていく。
②1人ずつ手を入れて中身を確認する。 どんな感触か、大きさはどれくらいか、などの特徴を発言させて意識付ける。
③答え合わせを行う。 物品が何かわからなかった患者さんには感触などの特徴を思い出してもらう。すぐに答えは出さずに、その物品がいつ、どこで使うものかなど質問していく。
④物品についてのエピソードを話す。

●使用物品
・穴の空いた箱(段ボール箱など) ※中身が見えないようにする
・たわし、お手玉、けん玉など形や手触りに特徴のある物

●環境設定
・半円状、あるいは2列に座席を並べる。
●対象人数
・5人~20人
●目的、効果
・視覚的情報を与えず、手指の感覚で物品を判断
・名前を想起する。
・物品をお手玉やけん玉など昔馴染みの物を使用することで、
 昔の遊びなどのエピソード記憶を引き出す。
・物品を季節に合わせて変えることで、
 見当識障害へアプローチする。
・触った物品が何か、特徴などを答え合わせまで
 覚えてもらうことで一時的な記憶維持させる。

≪おすすめポイント!≫
手指の感覚をもとに物品を判断させ、名前を想起させる、また答え合わせした後には物品をもとに回想法を実施するなど、1つのゲームの中で感覚入力から記憶課題まで複数の効果を得ることができる。

シリーズ化していきますので次回以降もお楽しみに~!!
次回は、「西3階病棟編」です!!

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