かわリハ

OSCE
  2020.0723

こんにちは!
先日、新人研修と職員のスキルアップを目的としてOSCE※が行われました!

※OSCE(オスキー、Objective Structured Clinical Examination)とは、客観的臨床能力試験のこと。模擬患者様に対してセラピストが臨床能力を身につけているかを試す実技試験で、臨床能力を客観的に評価する方法として普及しています。

今回のテーマは「拒否のある男性患者様の誘導方法」です。
新人は全員女性ということで、易怒性の高い男性患者様に対してどのように接したらよいのかを考え実践してもらいました。事前情報を紙面で渡し、ご本人の性格、趣味嗜好、脳画像・採血データから関わり方のヒントや考えられるリスクを考慮してもらいます。

実際に行った新人セラピストに感想を聞いてみました!
『最初は身構えたけど事前情報からリスクなどが想定出来ていて少し自信になりました』 『実際に関わる患者様の中にはいないタイプで誘導方法が難しかったです』

今回は感染対策もあり新人さん同士での話し合いや練習がなかなかできなかったようです。 当日も感染対策を厳しく行い、例年とは異なる環境でしたが臨床での経験を活かしそれぞれの方法で試行錯誤してくれました。普段からたくさん考えて患者様に接しているんだなと感じられるOSCEでした!

例年2年目のセラピストが行っていたOSCE、新人セラピストが実施するのは今回が初めてでした。これからいろんな経験をして、すべての認知症患者様にリハビリを提供できる敏腕セラピストになることを期待しています!

  • かわさき記念リハ